海上輸送の特徴

海上輸送の特徴

国内の貨物輸送は陸上輸送が主流ですが、地球温暖化などの環境問題に関心が高まる昨今、環境負荷の少ない輸送手段として海上輸送が見直されています。
海上輸送には、他の輸送手段にはない様々なメリットがあります。

大量一括輸送が可能

大型の船艙を持つ輸送船なら大量の貨物を一括輸送することができます。
また、陸送用のトレーラーシャーシもそのまま積み込んで運べるため、船舶による海上輸送とトレーラーによる陸上輸送を組み合わせることで環境にやさしく高効率な輸送を実現します。

大型貨物もらくらく

大型貨物や重量物も大量に積載することができ、他の輸送手段にはない圧倒的な輸送力を誇ります。当社で運航する自動車専用船は、一度に800台以上の自動車を積載することができます。

暮らしにやさしい

海上の輸送ルートは一般生活に干渉しないため、交通渋滞や騒音問題を引き起こさず事故の確率も低い、安全な輸送手段です。

長距離輸送における高い効率性

海に囲まれた島国・日本では、特に長距離輸送において陸送や空輸に比べ効率的というメリットがあります。

地球環境にやさしい

地球温暖化の原因とされるCO2(二酸化炭素)の国内排出量のうち約2割を運輸部門が占めますが、そのうちの9割は自動車によるものです。
陸上のトラックによる幹線貨物輸送を、一括大量輸送が可能な海運または鉄道輸送に転換してCO2排出量を抑える「モーダルシフト」の取り組みを、国土交通省が中心となって推進しています。海上輸送は地球環境にやさしい輸送手段です。


モーダルシフト・シュミレータ

1回の輸送におけるCO2の排出量を算出することが出来ます。